妊婦さんって、我慢しなくてはいけない事が山ほどありますよね。
今回は、その中でも特に注意して頂きたい妊娠中の食べ物について、お話ししていきます。
これまで他の記事でも、食についての重要性についてお話ししてきましたが、
女性は、自分のお腹に命を授かる前から、食事には気をつけて頂きたいのです。
とは言っても、これからでも遅くありませんので、妊婦の皆さんはこの記事を読んだ後から、注意して実践してみてください。
目次
妊婦が避けたい食品
生肉・生魚・生卵
食中毒、寄生虫のリスクが高まるからです。
特に『トキソプラズマ』という寄生虫は、体内に入ると流産や死産、新生児の重度の障害になる恐れがあると言われています。
ナチュラルチーズ
加熱処理がされていないナチュラルチーズは危険です。
リステリア菌による食中毒のリスクが高まり、流産や早産になる可能性があるのです。
もし食べる場合は加熱した物を食べるようにして下さい。
リステリア菌は熱に弱く、75℃で1分以上加熱する事で死滅すると言われています。
また、プロセスチーズは妊婦さんでも食べる事ができますよ。
水銀を多く含む魚
大型の魚であるマグロやカジキは注意が必要です。
水銀は胎児の神経系に影響を与える可能性があると言われています。
もしどうしても食べたい場合は、1週間に1回80g(おおよそ切身1切れ)を目安にしましょう。
うなぎやレバー
これらの食べ物には、ビタミンAが豊富に含まれています。
ビタミンAは妊娠中も必要なビタミンですが、妊娠3ヶ月までの過剰摂取により、主に赤ちゃんの耳、頭蓋、肺、眼球、心臓などに奇形が起こる可能性が高まります。
レバーやうなぎ等の動物性食品にはビタミンAが多く含まれていますので、摂取する場合は過剰摂取にならない植物性食品をオススメします。
人工甘味料
人工甘味料の怖さについては、過去の記事でお話ししておりますが、妊婦さんには十分に注意して頂きたい物のひとつです。
特に多くの食品で使用されている、アスパルテーム・アセスルファムK・スクラロールは、砂糖の200〜600倍も甘く過剰摂取すると、流産・体重減少・うつになりやすい事が分かっています。
人工甘味料の危険性についてはこちらを参考にしてみてください。
亜硝酸ナトリウム(発色剤)
これは妊婦さんに限らず皆さんに注意して頂きたい食品添加物のひとつです。
ウインナーやハム等の加工肉に使われる事が多いです。
亜硝酸ナトリウムは、毒性が強く、食肉に含まれるアミンという物質に反応して発がん性物質に変化します。
特に子供は影響を受けやすいので絶対に避けたいですね。
まとめ
口にしたもので身体が作られていると言ってもいいほど、普段の食事がとても重要なことが分かりますね。
妊婦さんは我慢することが本当に多く、理想と現実のギャップで落ち込んでしまう事もあるかもしれません。
また、リスクのことばかり考えて不安になる事もあるでしょう。
実際に私も、3人の子を出産していますが、産声を聞いて初対面するまで本当に気が抜けませんでした。
約280日間いろんな事に耐えて、赤ちゃんの命を自分のお腹の中で守るわけですからね。
この記事を読んで、産まれてくる子供たちのために少しでも意識してくださる方が増えたら嬉しいです。
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