【松屋・吉野家・すき家3社徹底比較】添加物や安全性は?

健康

『安い・早い・美味い』の三拍子が揃った牛丼チェーン店。

その中でも、松屋が無添加を売りにしていることは、松屋のホームページ、ブログやSNSでチラホラ見かけたことがある方も多いのでは?

実際に私も、外食に困った時は松屋を選ぶようにしていました。

ですが、松屋のホームページにこれまで記載されていた

『うま味調味料不使用』
『合成着色料不使用』
『人工甘味料不使用』
『保存料不使用』

の表示は消えていますよね。

松屋は無添加をやめたのでしょうか?

そして、その他有名牛丼チェーン店である『吉野家』『すき家』の安全性は実際どうなのでしょうか?

そこで、今回は『吉野家』『すき家』『松屋』この3店舗を実際に調査してみました。

目次

『松屋』『吉野家』『すき家』安全性は?

今回はホームページに記載されている内容の比較と、記載のない添加物については実際に問い合わせてみました。

メニューは1番スタンダードな牛丼についての調査です。

原産地3社比較

店舗/原材料牛肉玉ねぎ
松屋アメリカ
カナダ
中国
日本
日本 
吉野家アメリカ
カナダ・その他
中国
日本
日本
すき家アメリカ
カナダ
オーストラリア
メキシコ
中国日本
各企業のHP参考

上の表をご覧いただけると分かりますが、どの企業もそこまで大差はない事が分かりました。

予想通り牛肉はどこも輸入されたモノを使用していたので、どのような基準で輸入肉を選んでいるのかを各HPで確認したことをまとめてみました。

松屋

松屋に関してはHPの情報量が他社より少なく、どのような基準で厳選しているのか確認することができませんでした。

個人的な意見ですが、信頼性に欠けるマイナスポイントだなと感じました。

吉野家

吉野家で使用されている牛肉は、穀物飼料の『ショートプレート』のみ使用されているようです。

『ショートプレート』とは、赤身と脂身の割合が6:4でバランスが良く、牛一頭あたり約10kg程度しか取れない肉の事です。

輸入する際は、国際基準・米国基準・国内基準の3つの安全基準を厳守しているとのことです。

すき家

すき家では、各国よりも厳しい独自基準のゼンショーSFCを導入し厳選しているそうです。

牛が出生した時期や場所が明確であることや、全ての育成期間を通じ、BSE感染の原因となる飼料が一切与えられていないことなどの条件を満たす健康な牛のみを使用しているとのことでした。

使用されている添加物

では、添加物に関してはどうなのでしょうか。

今回、実際に企業に問い合わせてみたのでまとめてみました。

松屋

添加物に関しても、松屋からは一切開示して頂くことができませんでした、、、

しかしこれまでうま味調味料・甘味料・保存料無添加を売りにしていた松屋ですので、これまで通り大きな変化はないかと思います。

HPから無添加の表示が消えたことに関して解説すると

これは無添加を辞めたわけではなく、『食品添加物の不使用表示に関するガイドライン』が定められ、これまでより無添加表示が厳しくなった為、松屋から無添加の表記ができなくなってしまったということです。

松屋では冷凍食品の牛めしの具が販売されていますので、そちらの原材料表示を参考に見てみると、、、

原材料はこんな感じです。

着色料として「カラメルI」が使用されていますが、カラメル色素はIからIVまであるのはご存知でしょうか?

カラメル色素は避けている方も多いと思いますが、このカラメルIは昔からある製造方法で、糖類を加熱して得られる茶色い色素のため、安全性の高いものであることが分かりますね。

この原材料の中で気になる点は、「酵母エキス」と「植物たん白加水分解物」です。

この二つは、「うま味成分」として使用され、うま味を増加する役割があります。

同じような役割で使用される「アミノ酸等」がありますが、これは添加物として分類されるのですが、この「酵母エキス」と「植物たん白加水分解物」は添加物には分類されません。

このように化学的に作られたうま味に慣れてしまうと味覚が麻痺してしまいますので、たまに食べるくらいがいいかもしれませんね。

冷凍食品ですので、多少の違いはあるかもしれませんが参考にしてみてください。

ちなみに松屋フーズオンラインショップには、うま味調味料・甘味料・保存料無添加の表示はまだありました。

吉野家

吉野家に関しては3つの企業の中でも回答が一番早く、当日中にお返事を頂けました。

全ては回答できないとのことで、確認できたのは『アミノ酸等』『カラメル色素』です。

こちらも冷凍食品が販売されていますので、確認してみました。

原材料はこんな感じです。

先ほどもお話ししましたが、科学的に作られたうま味成分である「アミノ酸等」は注意したい項目です。

またカラメル色素の種類の記載がない為、吉野家で使用されているカラメル色素についての安全性は確認ができませんでした。

すき家

すき家に関しては、とても丁寧に教えて頂けました。

使用されている添加物は、『アミノ酸等』『香料』『カラメル色素』を使用しているとの事でした。

すき家も冷凍の牛丼の具が販売されているので、確認してみました。

原材料はこんな感じで、3社の中で一番シンプルでした。

「アミノ酸等」については、他の2社で説明した通りです。

この冷凍食品には、「カラメル色素」と「香料」の記載はありませんでした。

香料に関してお話しすると、香料を使うことによって嗅覚を刺激し食品をより美味しく感じられるようになる効果があります。

香料と一言で言っても種類がかなり多く存在し、天然のもの・合成されたものがあります。

様々な食品の原材料で目にする事が多い添加物ですが、一括表示が認められているため、どんなものが使用されているかわからないので注意したい項目です。

まとめ

大手牛丼チェーン店3社を比較してみましたが、いかがでしたか?

私はSNSで松屋が一番添加物が少ないというのを見てからは、外食に困った時はなるべく松屋を選ぶようにしていましたが、実際に自分で調べてみるといろんなことが分かりました。

一個人の意見ですが、私は選択する際に『信頼できる企業であるかどうか』は優先順位が高いので、HPやお問い合わせ対応等含めトータルで判断するのであれば、すき家がダントツで好感が持てました。

同ジャンルのチェーン店に関しては、使用しているものは大きな違いはあまりないように感じたので、自分が信頼できると感じる企業を基準に選ぶといいかもしれませんね。

参考にして頂けると嬉しいです。

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