みなさん、経皮毒って気にされていますか?
無添加生活を始めると、色んな事が気になってきますよね。
そもそも経皮毒って何?
という方も少なくないと思いますので、経皮毒の危険性について、分かりやすくお話しします。
目次
経皮毒とは?
経皮毒とは、皮膚から吸収される身体に良くない物(有害化学物質)の事を言います。
肌の表面には角質層というバリアがあるため、大きな分子は通過できないようになっています。
しかし多くの日用品などに使われている界面活性剤などは、極めて分子が小さいため簡単に皮膚を通り抜けてしまうのです。
皮膚から吸収された物は、ほとんど排出されず体内に蓄積されていくと言われているのです。
シャンプー・リンス・ボディーソープ、スキンケア用品、洗濯洗剤・柔軟剤、入浴剤・・・
その他、私たちが毎日使っている物の多くには、経皮毒が含まれている事が分かりますよね。
意外と知られていませんが、経皮毒はかなり身近にあるのです。
経皮毒の吸収率
経皮毒の吸収率は、身体のパーツで異なります。
・足の裏 0.14倍
・腕の外側 0.38倍
・背中 1.7倍
・頭皮 3.5倍
・頬 13倍
・陰部 42倍
※腕の内側を1とした場合
経皮毒の蓄積場所
経皮吸収された化学物質は、血液などを通って体全体に回ります。
また皮下脂肪や、脳にまで蓄積されると言われています。
女性の場合は子宮、男性の場合は前立腺等にも蓄積されやすいという事も分かっています。
経皮毒による影響
蓄積された経皮毒は、私たちにどんな影響を与えるのかをみていきましょう。
子供に受け継がれる
女性の子宮に蓄積されやすい経皮毒は、母親の羊水や胎盤を通じて子供に影響を与えると言われています。
女性疾患
不妊症、子宮内膜症、子宮筋腫、などの婦人病が発症するリスクが高まると言われています。
アレルギー症症
アトピー性皮膚炎、花粉症、喘息などのアレルギー症状を引き起こしやすくなると言われています。
脳の病気
認知症、自閉症、適応障害などの原因の一つと言われています。
キレやすい子供や、集中力がない子供等も、経皮毒が原因の一つとされています。
発がん性
経皮毒は、乳がんや子宮がんなどの発がん性のリスクも疑われています。
このように、経皮毒は私たちの健康に多くの影響を与えている事が分かりますね。
これを知ると、めちゃくちゃ怖くないですか?
では、どのようにして自分の身体や家族の身体を守っていけばいいのでしょうか。
日用品の見直し
身の周りの日用品の全てを使わずに生活するのはとても難しい事だと思います。
ですので、まずは身体の中でも吸収率が高い箇所に使う日用品から見直すことをオススメします。
生理用品、シャンプーやリンス、ボディーソープ、スキンケア用品から順番に変えてみるといいでしょう。
生理用品
一般的な使い捨て生理用ナプキンは、ポリエステルやポリプロピレン、ポリーマーなどの吸収促進剤など全てが石油系の化学物質で作られています。
このような生理用ナプキンの使用を辞め、オーガニックコットンナプキンや、布ナプキンに変更する。
シャンプー・リンス・ボディーソープ
シャンプー・リンス・ボディーソープは毎日使うものですよね。
まずは成分表示をチェックしてみてください。
ドラッグストア等で購入できるほとんどの物には、洗浄力が強い界面活性剤などの経皮毒が使用されています。
できるだけ低刺激な洗浄成分である、アミノ酸系の物や無添加の物を選ぶようにしてみてください。
スキンケア用品
スキンケア用品は高い物を使っているから安心安全とは限りません。
クレンジングにも界面活性剤は使用されていますし、多くのスキンケア用品には防腐剤等も使用されています。
界面活性剤フリー、防腐剤フリー等の物、無添加の物を選ぶようにしましょう。
お風呂やシャワーを見直す
お風呂やシャワーの塩素って気にされていますか?
お風呂は裸で全身に浴びるから全身で吸収します。
塩素は25℃でガス化すると言われており、シャワーを浴びているだけで大量の塩素を吸収していることになります。
また、お風呂に入ることで毛穴が開き吸収されやすくなると言われています。
シャワーヘッドを変えて塩素除去をする事をオススメします。
シャワーヘッドのサブスク『GALLEIDO SHOWER MEMBER』のレビュー記事はこちらです。
まとめ
これまで経皮毒についてお話ししてきましたが、一気に全てを変える事は難しいと思います。
自分のため、家族のため、これから産まれてくる子供のために、今からでも遅くないと思います。
この記事を読んで、少しでも生活を見直すきっかけになれば嬉しいです。
無理のないように、優先順位を考えて少しずつ変えていきましょう。
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